古典探求にて
~修学旅行を終えて思いを詠む~
お知らせ
作歌表現「修学旅行」
日本人が桜の花を心待ちにするようにオージーにとって特別な薄紫色の花、ジャガランダ。
街中に咲き乱れ、パープルで染まった美しい季節に訪れました。
修学旅行から戻り、古典の授業で修学旅行の思いを詠むことになりました。
日本から7000㎞離れ、飛行機で約9時間半のオーストラリアに行き、生徒たちが綴った思いを
いくつかご紹介いたします。
- ジャガランダまだ見えぬのは夏の星 目を閉じ思うは美しき日本
- 不安の中こころ洗われた青い海 ジャガランダの花の紫の道
- 電車からのぞいた町並み美しく 素敵な写真に納めて走る
- 映画のようレンガ造りと街並みと 人の喧騒と夜の雰囲気
- 目が覚めた暗くて明るい朝の5時 窓にあふれる異国の光
部屋の中朝を告げるは鳥の声 聞きなれぬ声に目覚める我は
バス降りて砂浜にしるす足跡を 迫るボンダイ(白波)みな消してゆく
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毛刈りショー羊のバーバラまるはだか 夏への準備はとても寒そう
帰国して父と一緒に食べたうどん 心も体もあったかくなる